三重県白子港の景色を撮影しました。
いつものセッティングでRAW+JPEGで保存しています。
で昨日Adobe Photoshop Lightroom 5.2で、S120にRAW現像に対応のアナウンスがありましたので、早速RAW現像してみました。
ちなみに、こちらがJPEG撮って出しですが、シャドー部が黒つぶれしています。
JPEGファイル自体が8bit☓3(RGB)ですので、JPEGとしてのダイナミックレンジで表現されていますが、実はS120の性能はこのような明暗差のある景色でももっと多くの情報を得ていました。
こちらが、RAWファイル(CR2)ファイルをそのまま読み込む(ゼロ設定)とこのような感じで、JPEG撮って出しとほぼおなじような感じ。
そして、調整を行いシャドー部を少し出して見たのが冒頭の写真です。
更に、特にシャドー部に隠れている情報を引き出すとこんな感じ。
真っ暗になっていたシャドー部に葉っぱや草の緑色がちゃんと記録されていたことに驚きました。
このダイナミックレンジを利用し、Lightroomの明瞭度パラメータを最大にすると、RAWファイル1枚だけで、HDR画像のような写真を得ることが出来ました。
小さなコンパクトデジタルカメラでこのようなダイナミックレンジを撮影しているのは驚きですね。
S120のように、最新のセンサーを搭載し、RAWファイルを保存することが出来るプレミアムコンパクトデジタルカメラだからこそ、このような素晴らしい性能を堪能出来るのが低価格のカメラやスマホのカメラと大きく違う写真を得ている要因の一つだと思います。
もう1枚。
夕焼けの写真ですが、記憶色としてはもう少し夕焼けっぽい景色だったように思えます。
Lightroomでポジフィルムプリセットで現像し記憶色を加えてみました。
EOS 70D の時も、Adobeは発売前にRAWファイルに対応しました。
コンパクトデジタルカメラのS120でも早速対応というのは、素晴らしいですね!
カメラ販売店で発売日にPowershot S120購入するとすぐにRAW現像を楽しむことが出来るのですから、流石キヤノンのカメラだからこそと言えると思います。
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